お手軽で豪華に見える一品
帆立のカルパッチョ
作り方は超簡単ですね
① ホタテは、厚みを3等分に切る。
② お好みの青菜を適当な長さに切る。
(今回は玉ねぎ・スイスチャード・サラダほうれん草を使用しました)
③ ホタテと②を盛り、ドレッシングをかける。
ドレッシングは、塩・こしょう・オリーブオイルを
自分の好きな味に混ぜるだけです。
その日の気分で山椒・醤油・山葵等を入れても良いかと思います。
(すっごい適当

)
今回はオリーブオイルの変わりに
グレープシードオイルを使ってみました。

さっぱりしていて軽い感じがします。
匂いは無いので使いやすいですね。
グレープシードオイルのラベルには・・
『グレープシードオイルはワインを絞った後のぶどうの種から抽出されます。
一価不飽和脂肪酸の濃度が低く、多価不飽和脂肪酸が多く含まれています。
コレステロールを含まず、自然のビタミンEが含まれており、
生のままお使いいただくのをオススメします。』
・・と記入してあります。
で、不飽和脂肪酸

って何だったけな


と思い、
学生の頃使用した成分表で調べてみました~
以下覚書です。。
まず、脂肪や油にはいろんな種類があります。
脂肪は植物や動物の体には脂肪酸と呼ばれる形で蓄えられています。
1gあたりのエネルギー値が9kcalと高いので、エネルギーの貯蔵に適しています。
脂肪は炭水化物と同様に、炭素、水素、酸素の3元素から構成されます。
これらの元素が鎖のようにつながってできています。
脂肪には一般に3つのタイプの脂肪酸が混ざっています。
飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸の3つです。
飽和脂肪酸
鎖状につながった炭素にすべて水素が互いに結合している(飽和している)形の脂肪酸です。
肉、バーム油、バターなどに多く含まれています。
融点(物が溶け出す温度)が高く、常温で固体のものが多い。
血液中の中性脂肪やコレステロールを増やす働きを持っていて
摂り過ぎると動脈硬化や肥満、その他生活習慣病の原因になってしまいます。
不飽和脂肪酸とは、炭素と水素が結びつかずに炭素同士が二重結合している部分を持っています。
さらに、二重結合が1個のものを一価不飽和脂肪酸、二個以上のものを多価不飽和脂肪酸と呼びます。
融点が低い。
一価不飽和脂肪酸 のオレイン酸(オリーブオイル・菜種油)には、
「善玉」といわれるHDL-コレステロールを下げずに総コレステロールを下げる働きがあり、
動脈硬化を予防するとして注目されています。
体内で酸化しにくい性質もあるので、有害な過酸化脂質を作りにくいのが特徴です。
多価不飽和脂肪酸
炭素鎖の何番目が二重結合しているかによって、
n-3系、
n-6系などに分類されます。
n-3系には
リノール酸(紅花油・ごま油・くるみ・ひまわり油・大豆油など)
血液中のコレステロールの低下・動脈硬化を予防
とりすぎると動脈硬化・アレルギー・高血圧を招く
r-リノレン酸(月見草油・母乳)
血糖値・血液中のコレステロールを低下・血圧低下
アラキドン酸(レバー・卵白・サザエ・伊勢えび・アワビ)
血圧・免疫系を調整
過剰にとると動脈硬化・アレルギー性湿疹などを発症させる
nー6系には
αーリノレン酸(紫蘇油・えごま油など)
アレルキー疾患を予防
高血圧・心疾患・がんを予防
DHA〔ドコサヘキサエン酸〕(さわら)
中性脂肪を低下させる
高脂血症・高血圧・脳卒中・虚血性心疾患・痴呆を予防
EPA〔エイコサペンタエン酸〕(マイワシ)
高血栓作用、中性脂肪を低下させる
脳血管障害・虚血性心疾患・高血圧・動脈硬化・高脂血症・皮膚炎を予防
(DHA・EPA両方に含まれるもの
→養殖ハマチ・ホンマグロ脂身
サバ・養殖マダイ・ブリ・ウナギ・秋刀魚)
成長や健康維持のために不可欠な脂肪酸のうち
体内で合成する事が出来ない脂肪酸を
必須脂肪酸といい、
リノール酸・αーリノレン酸、アラキドン酸がコレに当たり、
食べ物からとらなければなりません。
不足すると、皮膚に異常が現れたり、感染症にかかりやすくなります。
また、リポタンパク質の構成成分として血中脂質の運搬にもかかわっており、
コレステロールの血管への沈着、高脂血症の抑制に効果があるといわれています。
望ましい脂肪酸の摂取は
飽和脂肪酸3・一価脂肪酸4・多価脂肪酸3 だそうです。
調べだしたら、脂肪酸の構造や油脂のP/S比だの色々出てきて
きりがないのでやめます
また気が向いたら、調べたいと思います