今年は日照不足だったせいか、珍しく里芋が沢山収穫できたので定番の煮物を
ホクホク里芋にイカの旨みがしみ込んで美味しいですよ

光が当たっているせいか、実物はもう少し濃い色をしてます
作り方です
① 里芋600gは皮をむき鍋に入れ、かぶるほどの水を加えて強火にかけます。
煮立ったら吹きこぼれない程度に火を弱め、アクが出るまで2~3分茹で、水洗いします。
(里芋は味が良くしみるようにしたゆでし、軽くぬめりをとります)
② 鍋にしょうゆ大さじ3・砂糖大さじ2・みりん大さじ1・酒大さじ1・水1/2カップを
合わせて煮立て、生姜の薄切り1かけ分とイカを加え強火で煮ます。
イカの切り口がふくらんできたら、イカを取り出します。
③ ②の鍋に里芋を入れ、水をひたひたまで注いで強火にかけ、
煮立ったら弱めの中火にして煮ます。
ときどき鍋返しをして味を平均にまわし、竹串がスーッと通るようになったらイカを戻しいれ、
ひと煮したら出来上がりです。
(イカは別煮にし、その煮汁で里芋を煮るとうまみが里芋にも移り、イカも固くなりません)
里芋には独特のぬめりがありますが、このぬめりのもとはガラクタンと言うもので、
ガラクタンは血圧を下げ、血中のコレステロールを取り除く効果があるようです。
また、ぬめりにはムチンも含まれていて、体内に入るとグルクロン酸という成分に変わり、
胃・腸壁の潰瘍予防をし、肝臓を強化するのに役立つので、
できるだけぬめりを落とさないようにして調理しましょう。